生後3カ月以上のワンちゃんに、
法律で接種が義務付けられています。
市町村で行われる集合注射(春のみ)か、
動物医院(年中)で、毎年1回、接種します。
初年度は登録(3,000円)が別途必要です。
登録手続きは、動物医院で接種時にできます。
生後約50日令からできます。
義務ではありませんが、シャンプーやお散歩に出される子には、必要な予防です。
初年度は2~3回、その後は毎年1回接種します。
当院では、6種・8種混合ワクチンを行っています。
フィラリアは、
蚊によって伝染される心臓の寄生虫です。
フィラリアが寄生すると、
命に関わる様々な症状(いわゆる「フィラリア症」)、
突然死などをおこします。
蚊の発生に合わせて、
年7回、月1回のお薬を投与することで、
フィラリアの寄生をほぼ100%予防できます。
当院では、錠剤・チュアブル(内服)・
スポット(外用)を処方しています。
毎年、予防薬を開始する前に
血液検査が必要です。
副作用を未然に防ぐ重要な検査ですので、
投薬前に必ず受けてください。
動物医院で処方するスポットは、
市販のものよりも効果が確かです。
ついているノミやマダニを落とすだけでなく、
つくのを防ぐことで、
痒みやアレルギーを予防できます。
当院では、
スポット(外用)・タブレット(内服)があります。
健康診断時、検便でわかれば、
駆虫薬(虫下し)を投与・処方しています。
寄生虫によって、お薬も異なります。
お家で見つけたら、便ごと虫を持参下さい。
生後約60日令からできます。義務ではありません。
初年度は2~3回、その後は毎年1回接種します。
当院では、3種・5種混合ワクチンを行っています。
特に外猫・自由外出するネコちゃんには、
ついているノミ・マダニを落とすだけでなく、
約1カ月予防効果もあるスポットがお勧めです。
近年、ネコでのフィラリア症の報告が増えています。
本来ワンちゃんに寄生しやすいフィラリアですが、
時としてネコちゃんにも寄生することが
わかってきました。
用水の近くなど、ご自宅周辺に蚊の多い場合は、
予防薬投与をお勧めします。
特に外猫・自由外出するネコちゃんは、
定期的な検便と駆虫薬(虫下し)を
されるとよいでしょう。
いずれの予防も、詳しくは当院にお問い合わせください。
体重や、月齢、予防薬の種類によって
費用も投与方法も異なりますので、
まずは受診されることをお勧めします。